「きゃぁ、やめて~」

三毛猫

階段で遊んでいたミケちゃんが急にある場所に駆け寄った。
しきりにツンツン何かをつついているので、それを覗き込むと・・・

大きなムカデ(足のいっぱいあるやつ)じゃあ~りませんか!

「ミケちゃん、噛まれるからやめなさ~い」
思わず言っちゃいましたよ。

三毛猫

まぁ、当のミケちゃんはそんな私の言葉には耳を貸す風でもなく
ツンツンとムカデを溝に落としてしまいました。

「何言ってるんだか・・・。これだから人間って駄目なのよね」

密かに、ミケちゃんがムカデを食べちゃうところを見なくて良かったと
胸をなでおろした、気の小さい私。